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- 蒸気人形
蒸気人形
Steam Dolls小さな袋を開けてその中にある二つのガラス玉を取り出す。
アーク灯の光に照らすと不透明なはずのガラス玉から光が通ってくるかのように思えた。
深く呼吸をするとガラス玉を持って重い扉を開く。
そこには何体もの蒸気人形が置いてあり、椅子に座らされている。
「ごめんね」
「まだ全員を起こすことはできないんだ」
「もう少し待ってて」
言葉が返って来る訳でもないのに人形全員に声が届くように言った。
周りを見渡し、どの人形にするか考える。
目をつぶり、くるっと回ると適当なタイミングで止まる。
そして目を開けて、最初に見えた人形のところに向かって行き、閉じた目を開いてガラス玉を入れた。
「 お は よ う 」
「 君 は そ の 身 体 で 何 を し た い ? 」
1〜19号機は破損している状態であり、キャラクターとして募集しておりません。
現在は21号機以降のみを募集対象としています。
また、キャラクターの時系列としては、スタート地点(キャラクター投稿時)は上記の『episode0』が発生した直後。
つまり、貴方達には過去がないまっさらな状態から始めていただく形になります。
悪しからずご了承のほどお願い申し上げます。
また、『兄弟』の概念につきましては
肉体的には製造番号順
精神的には起動順(つまり投稿順)
という順番になっております。
1~2号機
感情があり、人型で容姿は完全なる人。作者によって人に見立てて作られたが能力値は低い。
3~19号機
人型だが、鉄の肌をしている。剣や銃、盾などの武器を装備しており、戦闘用として作られたため丈夫で硬い。
20号機
元は3~19号機と同じ型だったが、完成前にイレギュラーが発生したため、作者が容姿を人間のように変えた。現在は感情を持っている。
21~49号機
感情があり、鉄の肌をしてるものもいれば容姿が完全なる人の者もいる。用途は様々。