世界観

World

街を走る列車。布を織る機械。
この国は人だけで動いていない。

80年前一人の男が蒸気と魔法で動く不思議な人形を作った。
見た目はただの鉄の塊でお世辞にも綺麗とは言えないが、家事や給仕のできるその人形は国中で使われるようになった。

そして、よりいいものを作ろうと様々な工房ができた。

何十年か経つと優秀な魔法使いが感情のある人形を作ったが特務機関に捕まってしまう。


主を失った人形たちは何を思い、何を考えるのだろうか。